1月も終わり、2月は旧正月となり、中国では春節となります。仕事を進めていく上は新しい年度と捉えてもよいでしょう。自社は2025年のビジョンを掲げこの2月は「基礎を築く月」と位置づけタスクのチャレンジと取引先様とのお仕事に邁進しております。
では、どのような思考と行動のもと、やるべきことを最後までやり抜くことができるのか。そんな思考のプロセスを文章化してみました。
成功する人は「すぐに行動する」と言われる。しかし、多くの人が勢いで動くことはできても、続けることができない。それはなぜだろうか。実は、やると決めた瞬間こそ重要であり、そこには「障害を捨てる勇気」と「立ちはだかる壁を乗り越える心持ち」が必要となる。
「やる!」と決めることは、何かを捨てること
「やる!」と決めた瞬間、人は新しい行動を取ることになる。しかし、時間もエネルギーも有限だ。だからこそ、「やること」を増やすのではなく、「何を捨てるか」を決めることが本当の決断 となる。
例えば、新しい習慣を始めるとき、不要な習慣を手放す覚悟がなければ、それは単なる思いつきに過ぎない。早起きを習慣にしたいなら、夜更かしを捨てる。学びの時間を確保したいなら、スマホでの無駄な時間を捨てる。やるべきことにフォーカスするためには、何を捨てるかを最初に決める必要がある。捨てる覚悟がない決断は、決断ではない。
それでも、捨てたはずのものが戻ってくる
やると決めたのに、気づけば「やらなくてもいいこと」がまた目の前に現れる。それは意思の弱さなのか、時間という物理的な壁なのか。実は、どちらも正しい。
人は楽なほうに流されやすい。やるべきことに集中しない限り、捨てたはずのものがまた戻ってくる。それを防ぐには、「やるべきこと以外を考える余地がないほど、やることに没頭する」 しかない。
ここで必要なのは、環境設計と習慣化 だ。スマホの通知をオフにする。場所を決める。やる時間を固定する。こうした環境を整えなければ、「捨てたはずのもの」は必ず復活する。
「未来の自分」は、本当にそこにたどり着きたいのか?
人は目標を掲げる。しかし、途中で挫折するのは、「その未来の自分を本当に望んでいるのか?」が曖昧だからではないか。
それは「どうしてもなりたい自分」なのか?
その理由は、本当に明確なのか?
迷ったときに、揺るがない理由があるのか?
この問いに答えられない限り、行動は途中でブレる。「成功したい」「自由になりたい」と思うだけでは足りない。「なぜ、そうなりたいのか?」を突き詰めたときに、本当の理由が見えてくる。
「自分のため」ではなく、「誰かのため」にすると強くなる
人は、自分のためだけでは弱い。「お金を稼ぎたい」「成功したい」と思っても、達成すると満足してしまう。しかし、「誰かのため」と考えた瞬間に、行動が続く。
家族のために健康でいる
クライアントの未来のために学ぶ
支援先の成長のために新規顧客を開拓する
「自分が喜ぶ未来」よりも、「誰かの喜ぶ顔」をイメージするほうが、行動の継続力は高まる。だからこそ、「すべての行動は〇〇の幸せのため」と言い聞かせることが重要になる。
最初はぎこちなくても負けそうになる時、その人の喜んでいるところを想像する。何度もその場面を乗り越えたらなら、本当にその人のためであって、絶対喜ばせることができるはずだ。
行動の源泉を決める
すべてのタスクを「誰かのため」に変換するのは合理的ではない。しかし、行動の源泉となる「幸せにしたい誰か」を決めることはできる。それは、守るべき人でも、償うべき人でも、恩返しをしたい人でもいい。大切なのは、「すべての行動は〇〇の幸せのため」と自分に言い聞かせることだ。
迷いを捨て、やると決める。それでも障害はある
どんなに準備を整えても、障害はやってくる。仕事の忙しさ、体調の問題、想定外の出来事。しかし、そこを超えられるかどうかは、「なぜやるのか」が揺るがないかどうかにかかっている。
だからこそ、行動の源泉を明確にし、「誰かのためにやる」と決めることで、迷いなく進むことができる。
「迷いを捨て、やると決める。」 しかし、それでも障害はある。
だからこそ、「やる理由」が強い人だけが、最後までやり遂げるのだ。
理由のない行動は存在しない。そして、人は人の笑顔を見て幸せになる動物だ。
けどね、最後に、そんなに肩肘張って力入れて頑張らなくてもいいんですよ。しんどい時は休めばいいし。休んだらまた再開したらいいし。結果、成し遂げられなくても、「誰かのため」の「誰か」はきっと喜んでくれるはずです。要は一生懸命それに向き合ったのであればOKじゃんてことです。今日も読んでいただき感謝です。