スマートフォンに入れたサニーデイサービスを聴きながら、駅前まで歩く。今日はすごく寒い。風も強い。駅前の街路樹も葉を落とし、冬の色が濃くなってきた。大阪の街にも本格的な冬支度が必要だなと感じる。ドトールのスタッフさんと挨拶を交わし、いつもの席に座って熱いブレンドコーヒーを一口。外の寒さとは対照的な店内の温かさが心地よい。
パソコンを開くと、昨夜の作業途中の画面が目に飛び込んでくる。「やらなくちゃ」。けど、まずは昨日届いた人間ドックの結果報告書と向き合おう。各臓器にAからDの評価が付けられている。MBA時代の大学院の成績表を思い出した。大学院時代にはD判定なんてなかったけれど、体はそう簡単にはいかないらしい。この結果を受け止めて、70歳現役を目指す基盤を作っていこう。と静かに誓う。
今日で11月も終わり、明日からは12月だ。月並みな表現だけれど、「早い」の一言に尽きる。この一年を振り返りつつ、2025年に向けていいスタートダッシュが切れるよう、12月という月を丁寧に過ごしたいと思う。今日は、そんな挑戦の日々を少し振り返りながら、これから迎える2025年への準備について考える一日にしたい。
2025年のテーマは『準備を力に変え、成長のステップへ』。この言葉には、2024年の「ゼロスタート」で得た経験や学びを土台にし、次の一歩を踏み出す年にしたいという思いを込めている。挑戦を重ねてきた今年の経験が、確実に来年の成長の礎になると信じている。
2025年中には、研修やセミナー講師としての活動を本格化させたい。話し方教室に通い始めたのも、その準備の一環だ。今のところ成果は、まだまだどうにもならんけど、来年の今頃には「初めて講師を務めた!」と自信を持ってここに書けるようになっていたい。言葉を伝えて人を動かし、ご縁のある人たちをサポートできる存在を目指していきたい。
また、「人と人をつなぐ」ことも2025年の大きな目標だ。顧問先の皆様やお仕事仲間である士業の先生方と一緒に、少人数制の交流会を実施してみたいと考えている。ただの交流会ではなく、ビジネスの勉強を兼ねた、何か新しい価値が生まれるような場にしたい。まだ具体的な計画はこれからだけど、そんな場を通じて小さな変化やアイデアが広がっていけばいいなと思う。
とはいえ、来年の抱負については元旦のブログで改めて詳しく書こうと思う。今はまず、目の前の12月をどう過ごすかを考えたい。ビジネス的なタスクに追われて「やり遂げる」ことを優先するよりも、今年1年を振り返り、「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝える月にしたい。
お世話になった、自分に関わってくれたすべての人に「ありがとう」を伝える時間を意識的に作ろうと思う。今年に感謝の時間を創ることで、気持ちのいい来年が待っているような気がする。
今年1年を振り返ると、いろいろな人の顔が思い浮かぶ。お世話になった顧問先の皆さま、支えてくれた大事な人、家族。会えない人もいるかもしれないけれど、せめて言葉だけでも「ありがとう」を伝えたいと思う。そして、これから出会う人たちにも感謝の気持ちを心に持っていたい。
慌ただしさに追われる「心を亡くす月」ではなく、ていねいに「今ここ」を意識して過ごす月にしたい。この1年を穏やかに締めくくり、心地よい気持ちで2025年のスタートを迎えたい。
また、12月19日には株式会社ビジネスストーリーのホームページがデビューする予定だ。自分のビジョンを形にしてくれるパートナーに恵まれたことに、まずは感謝の気持ちを伝えたい。友人でもある制作担当者が、私の想いを一緒に紡ぎ、緑を基調とした調和と希望を表現してくれた。株式会社ビジネスストーリーのサイトが、新たなご縁の入り口になることを心から願っている。